竹箸

  • 投稿日:2016年 4月26日
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三浦さんはリバーハウスの専務取締役です。
地震で「モデルハウスはどうでしたか?」と連絡しました、「大丈夫」心配しなくて
いいですよとの事でした。三浦さんは非金属の竹の車椅子を造ってる職人さんです。
各報道関係の取材などで、多忙な方です、最近では4月5日「ウッチャンのクイズ優しいね」
の番組で紹介されました。「三浦さんと竹箸」私が初めて竹箸を頂いたのが今から25年前
の事です「この竹箸使ってみて、料理が美味しくなるよ」と言われました。
この箸は、竹のしなり、箸先の微妙な細さがバツグンです。三浦さんの試行錯誤の完成品です。
しなりが良い竹は、4年物の竹が良いとの事です、しかし「4年物の竹」簡単に見分けがつく物では
ありません。さらに竹が育った竹林の土や環境にも影響するそうです。さすがです、竹博士と呼ばせ
ていただきましょう。


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竹箸にする為に切った竹です。竹を切るのも月が決まってます、竹が水分持たない時期です竹にカビ
が発生するからです。ここで約6ケ月湿気の無い部屋で乾燥します。この部屋は竹の車椅子の竹も
一緒に保管してる部屋です。

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竹箸を造ってる所です、かんなはそれぞれの工程により使いわけしますので、3種類使います。
全て手作業です、1日に数本しかできません。何度も何度も微妙な型になるまで削っていきます。
削りかすは、「かつお節」みたいです、へやの中はほんのりと竹の香りがします。

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完成した竹箸のチェックです、なんといっても箸先の細さがとても重要なところだそうです、ミリ単位で
寸法を確認してます。この寸法に三浦さんが納得するまで30年間いろいろと研究してきたそうです。
今でも「もっとしなりが良い寸法は?」と絶えず考えてます。まさに妥協の無い職人です。この信念から
「竹の車椅子」が開発されたのでしょう。

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出来上がった「竹箸」まさに芸術品です、使うのがもったいない感じです。竹箸は直販売してません。
当初は親しい方に感謝をこめての贈り物としてました。今は家具や車椅子の製作などの注文が多く
竹箸を造る時間がないそうです。この先自分の時間が取れる日が来たら「竹箸」を販売しようかな
と言ってました。

耐震

  • 投稿日:2016年 4月22日
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突然、携帯電話から緊急地震速報が鳴りました、ぐらぐらと建物が揺れ始め私は身動きが取れなくただ
その場に居るだけでした。熊本、大分地震です。テレビや新聞に被災地の様子が写しだされてました。大変な
被害です。私の実家は湯布院の隣町の「九重町」です。今回の地震で断水、停電とかなりの被害を受けました。
幸いにも両親はケガもなく無事でした。でもライフラインの重要性に改めてきずかされた感じです。
4月21日福岡で木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)の耐震技術者認定講習会に出席しました。
今回の熊本、大分地震が発生した事について講習前に貴重な話しと情報を得ました。
講師の講師安斎先生が冒頭で一言「耐震は建物を守る事ではなく、人の命を守る事です」と言われました。


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耐震認定講習会場です、約80名以上の建設関係の方が参加してました。地震後1週間ですので、
皆さんの取り組み方が普段の講習会と違う感じを肌身でわかりました。先生に個別で質問されて
る方もみうけられました。講習会で得た知識を今後の耐震に役立つよう、努力していこうと思いました。

   被災地、被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一日でも早い被災地の復興と、皆様のご安心をお祈り申し上げます。




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