日出町 加藤様邸 新築事例
お悩み・ご要望
日出町のA様邸に訪問した加藤様ご夫婦は家の造りや間取りが気に入りA様からの紹介で知り合いました。A様は弊社で半年前に新築されたお客様です。加藤様ご主人は一級建築士で以前ゼネコンの現場監督をしてました。建築のプロです。
加藤様ご夫婦を訪ねたのは5月の初め、当初は借家で子供達と一緒に暮らしてました。
「私達近くに別府湾や由布岳が見えるとても景色の良い土地を持ってます。一緒行っていただきませんか」加藤様に案内されその場所に行きました。
最高の眺望でしたが、傾斜地でありこの場所に住宅を新築するには予算の問題がと脳裏に浮かびあがりました。
加藤様ご夫婦は里親をしてます。事情があって実親と暮らせない子供達を養育してます。私達はあの場所でこの子達の心を癒し、社会に出ていける為の基礎を造る家を建設したいのですとの事でした。
ご提案内容
川野先生は予算が一番かかる基礎の形式を斜面利用法で、住宅部分も予算内で納められる型や構造に設計していただきました。現場では、協力会社皆さんに加藤様ご夫婦の子供達を思う気持ちを伝え、予算内で建設できるように協力していただきました。
施工中
施工後
二人にお会いして資金面、設計打ち合わせ、現場工事と約一年の月日がたち無事竣工しました。
出来上がった家を見て加藤様夫婦はこの家「里海の家」と言う名前にしましょうとの事です。
全ての部屋から別府湾を見渡せるように南側に窓を設ける。朝日や夕焼けさらに夜景が目の前に見えるロケーションです。天気の良い日などは子供達と一緒にウッドデッキでバーベキュウみんな、生き生きとしてます。 | 東側からの見た玄関アプローチです。8寸角の桧の柱に化粧の梁が左右に組み込まれ和と洋のコラボです。 |
子供達の人数が多いので靴の数もかなりありますが、4mの長さの下駄箱ですので十分な収納ができます。オーダ家具ですので壁全面を利用できます。 | 30帖のLDKです。この広さがあれば子供達も自由に遊ぶ事ができます。南側からの日差しが十分に入りとても明るい部屋です。対面キッチンですので料理をしながら子供達の行動がわかります。 |
杉の磨き丸太に集成化粧梁を十字に組見込み、天井高を2m70㎝迄高くし、モダンな広い空間にしました。部屋から見える別府湾のロケーションは最高です。床は無垢の杉板です、部屋にほのかな杉の香りがしてエコを感じます。 | キッチンからも海が見えるロケーションです。夜料理をしながら夜景を見る事で楽しくなります。後ろ側の壁にはオーダ食器棚たくさんの食器を入れる事ができます。 |
母の部屋です。6帖二間の和室で壁の上の小窓の明りからに日差しが癒されます。 | 脱衣洗面所は広くしました。洗濯物が多いので洗濯機2台置けるようにしてます。脱衣は隣りの部屋も利用できるようにしてます。 |
トイレは大と小に分けてます。 | 階段室は部屋を通らなければ2階に上がれないプランです。子供達が学校から帰って来た時に顔が視れるためです。 |
2階の廊下は明るく広めにしてます。 | 階段ホールに本棚と机を取り付け、ここで本を読んだり勉強できるようにしてます。小さな図書館という感じです。子供達みんなこの場所が気に入ってます。 |
オーダーの2段ベットです。材料は全て杉材で造ってます。ここも遊び場のひとつです。 | 正面に見える海は別府湾です、おにぎりの形をした山はお猿で有名な「高崎山」です。夜になると別府の夜景がとても綺麗です。 |
右手の奥に見える山が「由布岳」ですが雲に少し隠れてますが、夕焼けの時に見えるロケーションは素晴らしいです。 |