別府市 K様邸 新築事例
お悩み・ご要望
K様は大阪から地元に帰ってきて、鍼灸治療院件自宅を建設する計画でした。
健康住宅に興味を持っていたK様は建設会社を何処にするか迷ってました。大阪の上司の方に相談してみたら、ホームページで探してみたらとアドバイスをしていただきました。「珪藻土」と検索した結果私達と出会う事になりました。
いろいろと打ち合わせをしていくなかで、K様は木材がとても好きだとの事でした。特に治療室は「木の香り」がして癒される空間にしたいと強い要望でした。
ご提案内容
私達は一つの提案をしました。
「一本の原木(加工する前の、もとの木)を加工して治療室を造りませんか、柱や梁その他の木材がその木から出来上がるので年月が過ぎても一つの思い出として残るでしょう。」
K様は「良い提案ですね、それでは早速原木選びをしましょう」とのことで木材市場に出かけて原木選びをしました。
市場では専門の方のアドバイスを聞いてとても良い杉を選びました。
施工中
樹齢100年以上の杉の原木です。四当分に加工した中から治療院に必要な木を選んでます。熟練した木材市場の方と図面を見ながらの打ち合わせです。 | いろいろとアドバイスをしていただいた中から選んだ2ケの原木です。約3年位自然乾燥した杉の木です。 | 製材所の職人さんと、柱、梁その他材料にする為の木割(加工する大きさ)を図面上での打ち合わせです。木を無駄に使わない為です。 |
木を加工機に通してる所です。打ち合わせ通りの加工が出来てるか立ち会ってます。 | 木は二当分に加工されさらに、必要な材料に加工していきます。 | この部材は治療院の柱になる部材です。寸分の狂いの無いよう慎重に製材されます。 |
柱に組み込まれる梁です。正確な寸法に製材されてます。 | 製材された柱の部材です。これから表面をきれいにする仕上げにはいります。 | 梁及びその他に使う材料です。2ケの加工材から無駄のない木材ができました。 |
柱部分のアップです。正面が正目材、上が板目材といいます。 | K様には治療室以外に使われる木材も一緒に見ていただく事にしました。これは製品化された木材倉庫です。 | 柱や梁その他数多く必要な、木材がたくさんある倉庫ですので、とても大きな倉庫です。 |
和室で使う化粧柱です。この中から選んでいただきました。 |
施工後
治療室は木のぬくもりが感じられ「癒しの部屋」となりました。また待合室のカウンター、ソファーはオーダー家具でお洒落な感じでの要望です。K様と私は、家具職人三浦さんの工房を訪ねて、家具の仕上げ材及びデザインの打ち合わせをしました。出来上がった家具をK様はとても気にいって下さいました。
正面は木目を生かした外壁サイディング材をアクセントに使い、屋根と玄関はグリーン色、軒下の窓は同寸法に合わせモダンな外観。 | 治療院の待合室です。明るく落ち着きます。 |
L型の受付カウンターです。腰壁はタテ柄のデザインです。家具職人三浦さんと何度も打ち合わせて決定しました。とても高級感があります。 | 両側の壁寸法に合わせて造ったオーダー家具です。テーブルも同じナラの木から造られてます。オーダーならではの強みです。 |
一本の杉の原木を加工して出来上がった治療室です。柱や梁の組み方がインテリアとしてお洒落です。畳はK様の要望で本畳(わら畳)杉の香りとわらの香りがしてとても癒されます。 | 柱、梁は全て無節(節が無い)です。さらに間接照明を使っての広い空間です。 |
治療室入口のカーテンを閉めてもインテリアとしてモダンです。 | 自宅の6帖二間の和室、2枚の源氏襖を部屋のポイントにしました。 |
襖を開けると開放感を感じさせます。 | LDKです。床は無垢の杉板、段差を付けて畳床に上がります。 |
正面には二間続きの和室ここで源氏襖が暖かい雰囲気をつくります。杉板に合わせた薄いホワイトグリーンのキッチンが合います。 | 広い1620型のユニットバスです。治療後疲れた身体を癒してくれます。 |
お客様、自宅兼用の洗面所です。開放的にしてます。 | 清潔感あふれるトイレ、手洗いコーナーはオーダ製品にしました。 |