古城様邸新築工事 基礎工事編(基礎配筋)



捨てコン、防湿シート張りが終りましたので、捨コンに」墨出しをします、墨出しを終えてから、いよいよ配筋工事です。

配筋は基礎の底にあたる底盤(コンクリートスラブともいう)を先に行い、その後、基礎の立ての部分にあたる立上り
部分を行います。

鉄筋と鉄筋は結束線で結んで固定します。これをしておかないとコンクリートを打設するときに、鉄筋がずれてしまうことがあるからです。

2016  11  21kon001.JPG

 基礎配筋工事のチェックポイントは多数ありますが、基本は設計図書と一致しているかどうかの確認です。現地で設計図書と1つずつ照合していく地道ですが、重要な検査を行う必要があります。 ただ、設計図書に記載されていないものの、チェック(検査)しておくべき大事なポイントもあります。チェックポイントは、設計図書通りの位置、ピッチ(鉄筋と鉄筋の間隔)であるか、使用されている鉄筋の径(直径)が設計図書通りであるか、といった点です。

2016  11  21kon002.JPG

底盤(スラブ)の配筋は200mm間隔で行われることが多いですが、仕様は設計図書で確認しましょう。これはメジャーをあてて計測することになりますが、鉄筋の間隔(ピッチ)が部分的にずれていることもあるので、できるだけ多くのポイントで計測するようにしましょう。立上りの鉄筋も間隔(ピッチ)を確認しなければなりません。



2016  11  21kon003.JPG

次にかぶり厚の注意点とチェックポイントです。かぶり厚とは、鉄筋からコンクリートの表面までの距離です。
このかぶり厚はコンクリートを打設する前にチェックしなければなりません。

 基礎の立上り(土に接する部分)のかぶり厚は40mm以上とし、底盤(土に接する部分)のかぶり厚は60mm以上とします。このかぶり厚を確保するために、スペーサーが使用されますが、このスペーサーが適切に設置されているのか確認する必要があります。 底盤部分のスペーサー(サイコロ)が鉄筋からずれて、鉄筋が部分的に下がってしまい、必要なかぶり厚を取れないことがあります。

2016  11  21kon005.JPG

かぶり厚は鉄筋の酸化予防とコンクリートのクラック防止に必要ですので、その寸法を確保する事の重要性を認識する必要があります。必要なかぶり厚をとれないと、耐久性の面で問題が生じることになるので、ここでのチェックはしっかりしておきたいところです。ちなみに、基礎の底盤に敷くサイコロの設置間隔は910mm以下としますが、実際にはもっと短い間隔で設置されていることも多いです。



2016  11  21kon007.JPG

基礎配筋が終わりました、、11月26日土間コンクリート打設です、雨が降らなければと願ってます。


 


まずはお問い合わせください あなたの暮らしにベストなご提案。 大分 モデルハウス 住宅診断 川野 雄二 一級建築士 心地よいくらしを実現する 三浦 陽治 「神の手」を持つ車いす 家具職人 LINE@友だち登録キャンペーン
リバーハウス
LINE@友達登録キャンペーン
リバーハウス リフォーム 大分