女性もバリバリ社会で活躍する人が増えた昨今、結婚しても共働きという家庭も多いことでしょう。ただ子どもがいる家庭の場合、両親が留守の時に子どもだけ家に残しておくのは心配もありますよね。そのため家の防犯対策も気になるのではないでしょうか。
子どもの留守番対策まではなかなかできないという人は多い
・マンション住まいでダブルロック&高層階なので特に対策はしていません
・戸締りは徹底しているし、我が家は通りからの見通しも良いのでそうそう犯罪被害には合わないだろうと楽観視している。
・玄関のチャイムや電話が鳴っても出ない、留守番している間に勝手に外出しないなどの基本的な注意点は、日頃子供に言い聞かせているので特別な防犯対策はしていない。
・子供の留守番は最小限に抑えています。それでもお願いする時には、絶対に人がきてもドアを開けないように伝えています。リフォームまではなかなかできないのが現状です。
・特に子どもの留守番時の対策は行っていないが、一般的なセキュリティはしている
子どもが留守番をしている時に特化した防犯対策はしていないという人でも、一般的なセキュリティは施しているケースが多く見受けられました。また子どもにしっかり注意点を言い聞かせるなど、子どもに防犯に対する意識を持たせる努力をしている様子もうかがえます。ただ、子どもの留守番対策のためにリフォームするところまでは費用面や手間を考えると追いつかないというケースがあるのかもしれませんね。
何かあったら大変!いろいろと防犯対策の方法はある!?
防犯対策をしているのは3割ほどです。
・防犯カメラを取り付け、鍵は追加で足し、家の周りには砂利をひいた。
・以前共働きだったときですが、その時は玄関のカギを暗証番号式に変えました。玄関にダミーではあったが防犯カメラをつけました。子供たちには薄暗くなったら台所や普段使用している部屋の電気を点けるように言っていました。
・日中の留守はすぐにばれると思うので何かあったら大変、セコムを入れています
・キッズ携帯を持たせている。防犯ブザーもついているし、家で一人でいる時は常に携帯にストラップをつけて首から下げさせている。インターホンは鳴っても出ないように言ってある。
・電話にプッシュホンで祖父母にも繋がるように設定してあります。またインターホンが鳴っても不用意に出ないよう教えています。
子どもの留守番時にどう安全を確保しておくかということについて、家庭によってどこまで防犯対策を施すか様々な方法が見られる結果でした。セキュリティ会社との契約をすることで安心感を持てるということもあるでしょう。しかし自分でできる家の周りに砂利をひくという対策でも、侵入しようとする者に入りにくい家という印象を与えられて有効的かもしれませんよね。
まずは子どもたちの防犯意識を高めてできる範囲で対策を!
今回一般的な防犯対策は施していても、特に子どもの留守番対策の防犯はしていないという人の方が圧倒的に多い結果でした。しかしどちらの選択肢でも不用意にドアを開けないことを言い聞かせている人が多く、まず防犯意識を持たせることが大切なポイントのひとつなのかもしれません。ただまだ危機に直面した時の対応能力に不安のある子どもだけで留守をさせるには何かと心配もありますよね。何かあってからでは遅いということもあります。現状でどのくらい安心できる住まいかということをチェックし、実際に防犯対策を施しているという人の意見も参考に、できる範囲で子どもたちが安心して過ごすことができる環境を整えてみてはいかがでしょうか。