大分リフォーム 木材Ⅰ 大分市川野様リフォーム

  • 投稿日:2019年 9月 7日
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リフォーム、新築の住宅で「木材」を使わない現場はありません。山に苗木を植えて、大きくなった木を
伐採して、それぞれの大きさに製材して木材市場に運びます。
木材市場では、それぞれ木材に値段を記入して、各業者さんと取り決めをします。


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東九州木材市場です、大分市羽屋にあります。大分県内の木材関係者がたくさん出入りします。

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倉庫内の一部の木材です、弊社の木材もこちらから購入してます。担当の方とは長い付き合いですので、
心して購入できます。また大きな倉庫を持つ会社ですので、値段も安くして頂けます。お客様にはこの
倉庫に来ていただき、現場で使われる「木」の説明をします。木に興味があるお客様からは質問攻めです。

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製材してまだ乾燥してない木材(生材)です、木の中心が赤々してます、そして持ってみるととても重いです。
このままの状態でつかうと、あまり良くありません、下記で説明します。

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乾燥した木材です、上部の写真と見比べてハッキリ木の色が違うのがわかります。乾燥には天然乾燥と
人口乾燥があります。最近は人口乾燥が多いです。

1、なぜ木材を乾燥させる?

木材製品の品質を決める要素は、「木自体が持つ材質」が基本になるのは当然なのですが、乾燥の度合い"が重要なファクターとなります。 

まず、「木を乾燥させる」とは一体どういう事でしょうか?

山に生えている木(立ち木と呼びます)は、水を豊富に含んでいます。 杉と桧の場合は、木材自体の約1.5倍の水分を含んでいます。

原木から製材したばかりの木材製品は、まだまだ水分をたくさん含んでおり、「生材(なまざい)」と呼ばれる状態です。 建築資材として乾燥材が求められる理由は、この生材は乾燥が進むにつれ、変形や収縮が起こってしまい、建築構造上、不具合が出るからです。

乾燥するという事は、木材から水分が抜けるという事で、野菜や魚でも保存用に乾燥させると縮みますが、これと同様の現象が木材にも起きるわけです。

木材は野菜や魚ほど縮むことはありませんが、乾燥による変形・収縮で、曲り・反り・割れが生じる事になるので、生材の状態のまま使用して住宅を建築した場合には、後に自然乾燥してきた際、この変形や収縮の度合いが大きい為に、家の構造に歪みが起きる可能性が高くなります。 だから乾燥材が必要になるわけです。
リフォーム工事の場合は乾燥材を使う事をお勧めします。なぜなら築年数が経ってる住宅の木材は当然乾燥して
ます、生材を使うと乾燥材との、取り合いが悪くなり後々にいろいろな不具合が出てきます。

見積もりの際、木材のこと質問してはどうでうですか、私は素人ですので「木」の事に関してはプロにおまかせします。
と、言われるお客様が私の今までの経験上たくさんいました。でも市場で「木」を見たとき、興味のなかったお客様が
いろいろ質問してきます(笑)

乾燥材は生材と比べると「強度」があります。試しに乾燥した木と、生の木に長めの釘をカナズチで打ち込んでみて
下さい、乾燥した木に打ち込む釘は入りにくく、曲がるかもしれませんが、生材は水分を含んでますのでスムーズに
入ります。



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