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いちのはる荘 外壁リフォーム (外壁上塗り)
- 投稿日:2018年 2月24日
- テーマ:
いちのはる荘 リフォーム工事 外壁上塗り
下塗りは色をつける事が目的ではなく、色付けと保護が目的の上塗り用の塗料がしっかりと壁に密着する為の薬剤を塗るというイメージです。このときに塗る塗料はシーラーと呼ばれる下塗り専用塗料です。きちんとした下塗り材を選択しないと上塗り用の塗料がうまく定着せずに剥がれなどの原因になってしまいます。
下地の状態によって、シーラー、プライマー、フィラー、バインダーなどの下塗り材から使い分けます。例えば、あまり劣化していない外壁の下塗りを行う場合はシーラーを使用し、細かいクラック等が多い外壁に塗る場合は微弾性フィラーを使用します。
中塗りは上塗り一回目と表現される場合もあります。その場合は、中塗りと上塗りの塗料は同じものを使用するのですが、塗料によっては専用の中塗り塗料を塗った上から上塗り塗料を塗るという場合もあります。ローラー塗装なので、開口部の縁から刷毛で塗ります、とても細かく手を取ります。
中塗りと上塗りが同じ塗料であることが多いですし、その場合、手抜きをされる可能性も高いです。例えば、中塗りを全くしておらず、上塗りしかしていないのに「きちんと中塗りをしております」と言う例です。この場合、後からきちんと中塗りを行ったかどうか判断することは難しいです。しかも剥がれや塗膜不良などの不具合が起こるのは数年後という厄介なものでもあります。そのような事がないよう、中塗りだけできちんと1日使い、中塗りと上塗りの日を分ける事が手抜き防止策となります。
一番メインの塗料を塗る作業です。意匠性が高い(見た目が格好良い)模様がついたサイディングやモルタル仕上げの場合は、上塗りには透明な塗料(クリヤー塗料)を塗るだけの場合もあります。写真をよくご覧いただくと分かるのですが、中塗りと上塗り塗料は微妙に色を替えることで、何処を今塗っているのか分かります。大手塗料メーカーの塗料などは、中塗りと上塗り塗料の色を微妙に変えてくれているので、塗り忘れの防止になります。
上塗りが終わった後時々塗り忘れの場合がありますので、最後に足場を解体するまでに、何度も確認します。